小島染織による藍染・草木染Blog
last update 2009/03/15 11:02
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紅花祭り

大変久しぶりのブログ更新です。一部の方には、ご心配をお掛けしたようで、失礼を致しました。これからは、頻度を上げていきますので、これに懲りず、ご愛読の程、宜しくお願い致します。

先日、埼玉県桶川市の紅花祭りに行ってきました。桶川市といえば、中山道の宿場町・市場町として発展し、桶川臙脂〔エンジ〕(紅花から作ったベニ)の集散地でした。紅花といえば、山形県がその産地として有名ですが、江戸時代に江戸の商人が、桶川に紅花を持ち込んだそうです。桶川臙脂といえば、その品質の高さで有名だったとか。今でも、その名残を残し、紅花のシーズンには、紅花祭りが行われています。

紅3

お祭りの雰囲気としては、のんびりとした感じ。地域の産物が販売されていたり、舞台上では、簡単な催しがされていたり。趣があるのは、紅花畑の散策でしょうか。私ものんびりとした雰囲気を楽しんできました。楽しみにしていたのは、職業柄、紅花染めだったのですが、桶川では余り盛んではないようです。販売されているものも、余り多くはありませんでした。

紅花染めといえば、染料の製造から、生地の染色まで、大変手間がかかり、難しい事で知られています。当社でも最近試みました。ある社員が相当時間を割いて作ってくれて、とてもよいものが出来ました。一部は、地元の仲間に分けて、残りは当社でものづくりをする予定ですが、あまりにも労力が掛かりすぎて、工芸としては良いのですが、商売としては、難しい面があるようです。

紅花祭りの帰り道、何かお土産をと思い、料理で使う、乾燥した紅花を購入しました。

紅花1

読みにくいかもしれませんが、(中国産)。これが現実と思いながらも、少し寂しい気持ちがしました、、、。「藍のまち」づくりが難しいのと同じですよね。

余談ですが、一度、中国の紅花畑、紅花染めも見てみたいものです。


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コメント

1. 名前:NS - 2006/07/06 10:16
お久しぶりです。ここ2回、写真があり、分かりやすく楽しく見せて貰ってます。私もベニ花祭りの事を知り。中山道の宿場町をぶらぶら探索しながら、ベニ花会場へ行きました。1部宿場町の面影を残した、建物も散々し楽しく散歩しましたが、肝心のベニ花まつりは、東京から来た、私にはわかりずらく、事前に会場の地図がありましたのでたどり着きましたが、桶川駅にはベニ花まつりのアピールや案内も少なく、盛り上がりには、欠けていたと思います。会場は車で来る人の駐車場の案内やら、パンフを配る人、切り花の販売とにぎわってましたが、ベニ花畑、町、駅、会場と点のみで点が線に変わり、円になる様、これからの桶川紅花まつりに期待します。

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