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旧暦講演会

 先日、クラボウさん主催の小林弦彦先生の講演会に行ってまいりました。小林弦彦先生は、元クラボウの常務取締役で、旧暦研究の第一人者、「旧暦はくらしの羅針盤」(NHK生活人新書)の著書があります。今回のテーマは、「旧暦からみた2007年の気運」で、昨年はご病気の為お休みでしたが、毎年この時期に行われる講演は大変好評で、今年は、200人以上の方が聞きに来られました。

 旧暦の解説は、長くなりますし、私の専門でもありませんのでここでは省きますが、簡単に言うと、日本では明治5年まで使われていた為、通称「旧暦」と言われる、太陰太陽暦のことです。(中国では、農暦と言われ、現在でも使われています。)中国の旧正月であるとか、日本国内でも中秋の名月や、大安だの友引だのといった六曜星は、旧暦に基づくもので、現代の日本人にも親しみ深いものと思います。

 小林先生の講演は、旧暦は、古来民衆の生活の知恵により作られたものであり、日本の気候は、旧暦に準拠している為、正しい季節感を取り戻す為にも、旧暦の再評価をすべきだというものです。そこで、旧暦の知識を活用すれば、気候が読めるし、「景気2割、天候8割」といわれる繊維業界の商売にも活用できるというものです。

 さて、来年は、、、ということですが、繊研新聞の元旦号に詳しくは掲載されるとの事ですので、興味のある方はそちらをご覧下さい。簡単に言うと、「四季遅順」、春夏の到来は遅く、秋は秋らしく、冬は厳しい冬になる、とのことです。又、気になるのは、イノシシ年は、地殻変動の多い年という話です。神戸の震災も関東大震災もイノシシ年だったそうです。備えあれば憂い無し、ですね。

当社のHPはコチラ → http://www.kojimasenshoku.com/index_2.html


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コメント

1. 名前:NS - 2006/11/28 09:47
私もカレンダーと四季のづれは、謙虚に感じます。お面白いですね。

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